なぜキツイのに人は走るの?それは、走ることに中毒性があるから

Ideas for life

こんにちは。ウチセカです。

外出していると、時折街を走っている市民ランナーを見かけますよね。

「なぜ走るの?」

「何でキツイ思いするのに走ってるんだろう?」

ついつい、疑問が浮かぶアナタに向けて、

ジョギング歴10年以上(とはいえ週一ペース(汗))のウチセカが

ウチセカ的アンサーをエントリーします。

対象読者の方:なぜ走るの?と思っちゃうアナタ

対象読者は下記のような疑問がある方です。

  • 街中のランナーを見て、なぜ走ることに疑問を感じる。
  • 市民ランナーはなんであんなたくさんいるの?
  • きつくないの?なんでわざわざキツイ思いする必要あるの?
  • 運動するなら歩くのでいいんじゃない?
  • 何かの大会に出るの?

結論:走ることは中毒性があるから

ズバリ、「走るとまた走ろう、走らなきゃ」という中毒性があるからです。

前向きになるし、走って夢中になって嫌なことを忘れられるし、達成感も得られるし。

そうした自分の心・身体が感じる「実感」。

これが自己肯定感に繋がって、そして、また感じたい、もう少し感じたいという中毒性になるからです。

ウチセカがジョギングにハマった話

はじめたキッカケは、ムシャクシャ気持ちを憂さ晴らししたかったから

30代で、仕事はデスクワークなので慢性的な運動不足。

そろそろ健康に気を使わなきゃと思いはじめた頃。

ただそれ以上に、むしゃくしゃした気持ちの渦中にあった頃でもありました。

お仕事で、当時のチームリーダーが典型的なパワハラ野郎だったからです。

プロジェクトに入ったばかりのウチセカは、彼の恰好の的でした。

大した説明もないまま進捗を強いられるタスク。

またアンラッキーな事に営業によるスキルミスマッチの背景もあり、思ったように進捗しない状況。

毎日毎日、広いフロア中に広がる大声で怒鳴り散らかされます。

「いるだけ無駄!」

「おっさんよりも、新人を雇った方がマシ!」

「今まで何してきたの?」

その他、仕事ととは関係のない人格否定の言葉を叩きつけられていました。

HSP気質で弱気・内気も相まって言い返せずに自分を責める日々と、募るムシャクシャしたわだかまり。

これはやばい、なんとかしなきゃ。

このわだかまりをなんとか処理できないかと色々考えた挙げ句、

そうだ、運動不足もあるし、走ってみてはどうかな?と思い立ったウチセカだったのでした。

走れば実感できる、メリット6選

  • 走れば、前向きになれる
  • 達成感を、身体(肉体)から実感できる
  • 心も身体も健康になれる
  • 気分が「無」になれる瞬間、爽やかなハイな気分になれる瞬間がある
  • 歳を重ねても動ける身体を維持できる
  • 自分と向き合える時間を持てる

走れば、前向きになれる

人間の心と身体は繋がっています。

(心の状態が)緊張すれば、思わず肩肘が張ります。

仕事が忙しすぎて思い悩んでいるると、首が凝ってきます。

これはまさに、心と身体が繋がっていて、互いに影響し合っている、ということの現れです。

ということは、身体を動かすことで、走ることで心も前向きになります。

身体が弾めば、心も弾みます。

前向きな行動の究極は、「歩き」であり、「走り」でしょう。(今回は走りに注目します。)

ついついネガティブなワタシ達だからこそ、意思の力でなく、身体を使うことで

身体を動かせば心も弾みます。

心が弾めば、エネルギーに火がつきます。

エネルギーが燃えれば、人はやる気になり、そして前向きになれます。

前向きになれば、色んなアクションが起こせる、起こしてもいいかなという気分になれます。

この好循環は走ることで得られるのです。

達成感を、身体(肉体)から実感できる

多くの市民ランナーが、思うがままに気ままに、それぞれのペースでそれぞれルートで走っています。

走ることの目的は人によってまちまち。

目的を達するための目標もまちまち。

何かのマラソン大会での完走や上位入賞を目指す人も多いでしょうし、

ウチセカのように趣味や健康志向で走っている人も多くいます。

ただ、不思議なことにほとんどのランナーは必ず、自然に、自分の目標をセットして走ります。

公園を1周しようとか、20分間走ろうとか、10km走ろうとか、ペースは1km/分で走ろうとか、自分の目標をセットします。

この目標に対して、人は走るんです。身体を前向きに動かすんです。

そして、「目標を達成できた」とか「達成できなかったけど いいとこまでは行けた」とか

身体の疲労を味わいながら、結果を感じます。

この己の肉体で感じるこの実感は、肉体から心にダイレクトに響きます。

頭で考えるよりも、身体で感じられるこの感覚は、何ものにも代えがたい感覚です。

心も身体も健康になれる

心と身体が繋がっている話は前述の通り。

そして運動不足が身体的にも精神的にも悪影響をもたらすことは、誰しも理解できる事実だと思います。

太古より人間の身体は動くために設計された骨格・筋肉で成り立っています。

現代は身体よりも心ばかりが疲れることの多く、肉体が疲れていないことはとってもアンバランス。

この便利な世の中、身体を動かすことが少ないからこそ、意識的に動かして、心も身体もバランスよく疲労すれば、リカバリーもバランスよく、健やかにいられる、ってもんです。

気分が「無」になれる瞬間、爽やかなハイな気分になれる瞬間がある

走ることがキツイのは間違いないのですが、人間の身体って本当にすごいんです。

長い時間を走り続けると、フッっと、キツさが抜けることがあります。

これは、「デッドポイント」という心拍激しいキツく感じている状態に身体が慣れてきて

「セカンドウィンド」という急に身体のキツさを感じず、楽に走れる状態に移行するんです。

これは科学的にも解明されています。

稀にではありますが、この不可思議な体感をすることができます。

自分の身体なのに、どこが自分の身体でない感覚になるし、さっきまでキツかったのになんでこんなに楽なの!?というこの実感は

本当に不可思議で面白くて、感動します。(何度も言いますが、稀ですけどね。)

アナタの身体も本当にすごいポテンシャルを秘めています。

あと感覚的にもう一つお伝えしたいことが。

公園や川沿い、海辺など自然に近い場所を走っていると、

ふと空を見上げると、キツさを忘れて、空の無限の広さや色合いの美しさを感じることがあります。

この大きな空や自然と自分の身体とが繋がっているような錯覚になり、「ハイ」な気分になれるんです。

歳を重ねても動ける身体を維持できる

40代を過ぎて身体を動かすと

  • 今まで出来ていた動作が、なんとなくぎごちなく感じる
  • 疲労の回復に時間がよりかかる
  • 運動していなかったら、どんどん身体がなまってくる感覚がある

というように、今まで感じなかったネガティブな感覚に気づくことがあります。

シニアの方々をみても同じ年であっても、動ける方に動けない方、若々しい人とそうでない人、明らかな違いが出ています。

要因は、今まで身体を動かしてきたか、によると思います。

ワタシ達がシニアになっても、何かに頼らず、いつまでも自分の身体を動かしていられる人間でありたいですよね。

だからこそ、身体を動かさなきゃと、悲壮感にも似た思いに駆られるのです。

自分と向き合える時間を持てる

最後に重要なメリットが、走ることで自分と向き合える時間持てる、ということ。

スマホと身体がくっついているんじゃないかというくらい、デジタルデバイスに依存しているワタシ達。

ボーっとした時間も含めて、自分自身との対話の時間はあまり多くはないはずです。

自分と向き合う時間がなければ、時間に流されていくだけ。あれよあれよという内に時間は流れ落ちていきます。

走ることで、身体を動かしながら自分の身体・心肺の動きを感じられる、この時間は自分と向き合える時間を持つことと同義になる。

だから、走ることは人生にとっても、重要な時間だと思います。

走ることが嫌いだった過去の自分が嘘のよう

こうして、最初はパワハラ野郎へのムシャクシャを憂さ晴らしすべく走りはじめたウチセカでしたが、

走るほどにそのメリットに気づき、走り続けると人生もまた好転していきます。

凝り固まった人は変えられない、パワハラ野郎も変えられない。

(前進的)撤退をプロジェクトに伝え、離任しました。

今までだったら我慢し続けようとしていたウチセカでしたが、そういった判断に至れたのも、走ることで自分の心を動かせたからだと思います。

走ることには、爽やかな中毒性がある

最初の頃は、いえ、今だってキツイけど、自分のペースで走ればいいんです。

自分が気持ちいいペースでOK、それが遅くたって何の問題もありません。

とにかく走ること、オススメです。

走ることで肉体の感覚を感じ、時に心が「無」の境地になれて、自分の状態を味わいながらひたすら前へ前へと走る、このシンプルな動作。

自分に達成感を与えてくれて、自分をやる気にさせてくれて、自分に肯定感を与えてくれるこの所作。

もしアナタが今走っていないのなら、自分を動かしてみてはいかがでしょうか。

1週間に1度、いえ、2週間に1度でいいんです。一緒に走っていきましょう!

おまけ:ウチセカ的オススメランニングシューズ「ウェーブ・ライダー」

「走り始めてみようかな」と思ったアナタ。

是非スポーツショップ、行ってみてください。

ランニング・ジョギングシューズのコーナーがあります。

アナタの好きなデザインのシューズもきっと見つかるはずです。

お気に入りの一足を見つけて、一緒に走るのは格別ですよ。

ちなみにウチセカのオススメメーカーはミズノかアシックスです。

それは、日本のメーカーだからです。

日本人の足のカタチの平均値を測って、考案して、そしてデザインしているので

フィット感には間違いないです。

ウチセカが愛用しているのはミズノの「ウェーブライダー」というシリーズ。

もともとはエントリーモデル(初心者対象)のシューズだったのに

いつしか「走るを楽しく」という全般的なモデルに変わっていました。

なにはともあれ、走っていて軽快な気持ちになれるし、デザインも洗練されていて最高ですよ!

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