言いたいことが分からないと言われる人へ。「結論」をまず話そう、相手が理解しやすいように。

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こんにちは。ウチセカです。

会社での報告だったり、プライベートで自分の気になったことを話したりすると、

「何を言いたいのかが分からない。」

と言われたことありませんか?おしゃべり大好きのワタシも昔からよく言われてました。

傷つきますよねぇ〜(泣)。

ウチセカは転職活動という失敗できない状況に、この言葉を言われました。。(そして落ちました。)

もしアナタも同じように傷ついた思いをしているのなら、

改善し、その後は無事転職活動にも成功したウチセカが、この記事で解決策をお伝えします。

読んでほしいアナタ

  • 会話していても「何を言っているのかが分からない」とよく言われる。
  • 仕事上の会話で「で、何が言いたいの?」と言われる。
  • 相手を思って丁寧に話しているのにその気遣いが全然伝わらない。
  • 色々と言葉を尽くしてお話する、丹念に言葉を紡げば、 それが相手への理解に繋がると思っている。
  • 細かいことも余すことなく話すことが大切だと思っている。
  • 「話のオチは当然最後でしょ」と思っている。
  • サービス精神多め、相手への気遣いもしているのに、なぜか煙たがられる
  • 自分の話が伝わらないのは、相手の理解力の問題だとも思っている。

伝えたいこと:伝えたいことからズバリ言う。それが相手への気遣いだから。

前述の「読んでほしいアナタ」の箇条書きは、すべて間違いです。

後述しますが、会話の良し悪しを決めるのは、聞き手が理解したか否かにかかっているからです。

色々と良かれと思って話すことが、結局、内容が発散してしまい、何を伝えたい会話なのかが、相手に理解しずらくしているからです。

聞き手に優しい伝え方:1.結論、2.理由、3.具体例

なので、相手に話す場合に気をつけることは、「相手に、自分の伝えたいことを理解してもらうこと」です。

そしてその方法は、伝えたいことの結論をまず伝えること。

伝えたい内容の詳細はなくなく省きます。要約した結論をまず伝えることこそが、聞き手を理解しやすいようにすることが、相手への本当の優しさです。

情報量が多いと、相手は覚えなきゃと逆にプレッシャーをかけられているようなものなんです。

なぜ人に伝わらないのか:情報量が多すぎて、聞き手が理解に苦しんでいるから。

では改めて、ウチセカの挫折とその解決も含めてお伝えしていきます。

まず、なぜ相手はこちらの話を理解してくれないのでしょうか。

それは、話し手が聞き手の立場に立っていないから、です。

  • 相手を思って言葉を紡ぐも、情報量が多すぎて、聞き手側からすると何が言いたいのかが不明瞭。
  • 話す最後に「だからこれが大切なんです。」と結論を言われても、その根拠となるエピソードが何だったか、突然聞かされたので覚えてられない。

ウチセカの挫折:転職活動での面接で3連続失敗

転職活動をしていた時のウチセカも同じ過ちをおかしていました。

自分の人当たりの良さを伝えれば、誠意に仕事すると分かってもらえるはず。

色々と言葉を尽くしてお話をする。言葉を丹念に紡げば、 それが相手への理解に繋がる

本気でそう思っていました。

自分の経歴や特技、苦手だったことも含めて、色々と話しを聞いてもらいました。

でも返ってくる言葉は「で、結局、何?」 「・・・」

もしくは、「はい、分かりました。」と言われた後に、不合格通知。。

相手を思っているのに、 全然理解してもらえない、悲しい。。

悲しすぎて、相手の理解不足が原因だと本気で思いました。

そんなある日、転職エージェントと模擬面接をしたところ、次の言葉をもらいました。

ウチセカさんの優しい人柄は十分伝わってくだけど、面接の限られた時間の中で、色んなことを言われても、結局何を伝えたいのかが こちらは分からないんです。

ウチセカの起死回生:素晴らしい書籍と出逢い、伝え方の間違いに気づき、手法を学び、練習をし、少しずつ伝わるようになった

失意漂うある日、たまたま立ち寄った本屋さんでこの本と出会います。


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この本を読んで、会話という捉え方・見え方がガラッと変わった、ものすごい衝撃を受けました。まさにパラダイム・シフトです。

パラダイム・シフト:会話が成立・伝わるのは、✕「話し手の伝えたいこと」→○「聞き手が理解しやすいように伝えること」

伝えたいこと、話、報告、会話、こうした相手への言葉は、聞き手が受け取れて初めて成立するもの。

ウチセカが相手のために良かれと思い、余すことなく伝えた多くの情報たちは、自分の傲慢、「親切の押し売り」に過ぎなかったんだと気付かされました。。

というのも、自分が相手の立場になって耳を傾けたとしたら、溢れ出てくる情報のシャワーに対し

「う〜ん、その話はいつ終わるのぉ〜?どれが重要なのぉ〜!?」と

理解しづらい、理解したくてもできない、何が言いたいのかが確かに分からない、

ということにようやく気づけたのでした。

聞き手に優しい伝え方:1.結論、2.理由、3.具体例

ではどう伝えたら、相手は理解しやすいのか?それは

「結論 → 根拠 → たとえば」の順番で、相手に話すこと

ウチセカ風に言い換えると、

結論 → 理由 → 具体例

例:転職時の面接で自分の得意なことを聞かれたら・・・

転職活動での面接の場。アナタが面接官だったとします。

そしてウチセカに質問します。

貴方の得意なことは何ですか?

■回答パターンA(昔のウチセカ)

下記をツラツラと明るく笑顔を心がけて話します。

  • 〇〇プロジェクトでプロジェクトリーダーをしていました。
  • プロジェクトにはスキルや所属会社が異なるメンバーが10名ほどいました。
  • 各メンバーと積極的にコミュニケーションを取り、進捗が遅延しそうな状況はすぐキャッチして対策をウチました。
  • ですので、得意なことはコミュニケーションを活かしたプロジェクト管理です。

■回答パターンB(訓練後のウチセカ)

  • 得意なことは、コミュニケーションを活かしたプロジェクト管理です。
  • 〇〇プロジェクトではプロジェクトリーダーを務め、スキルや所属会社が異なるメンバーをまとめて、プロジェクトを遂行しました。
  • 具体的には各メンバーと積極的にコミュニケーションを取り、進捗が遅延しそうな状況はすぐキャッチして対策をウチました。

どうでしたか?

回答パターンA・Bともに、内容は同じです。

アナタが面接官として応募者に対峙した時、聴いていてどちらの回答が分かりやすいですか?

基本的には、出した質問に対する答えをすぐ欲しいはずです。

パターンBの場合は、質問に対する答えを最初にもらったので、

会話に続く内容は、得意なことに関することだろうなと予測ができ安心です。

一方、回答パターンAの場合、

応募者が話す内容のどの部分が得意なことなのか、いつ得意なことを教えてくれるのか

というように安心して聴いてられない状況になります。

会話は結論ファースト。相手の立場に立って考えることが重要ですね。

転職活動を通し、報告・会話を見直すキッカケにもなりました。

その後の転職活動では、うまく受け答えできないこともままありますが、

結論→根拠→具体例

を意識して話をすれば、少しずつできるようになり、相手も理解してくれます。

さらに良いことがあります。

「こちらの伝えたいことを、相手がしっかりと理解してくれた」と分かると、その事自体が喜びになるのです。

人にわかってもらえる、ってうれしいことじゃないですか!

日々のコミュニケーションで練習しながら、すこしずつ理解してもらえるようになりましょう!

是非、アナタも結論から会話してみてはいかがでしょうか。


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