人生には、正解のない問題がある

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人生には、正解のない問題がある

人生には、答えの出ない悩みがある

人生って、本当にいろんな問題が出てきますよね。

「今の職場を辞めるべきか、もう少し耐えるべきか」
→ しんどい。でも辞めた先が良くなる保証もない。

「人付き合いを頑張るべきか、距離を取るべきか」
→ 孤独は怖い。でも無理すると心が削れる。

「自分の意見を言うべきか、空気を読んで黙るべきか」
→ 言えば摩擦。黙れば自己否定。

「『普通』に合わせる努力をするべきか、自分らしさを守るべきか」
→ 適応か、尊厳か。どちらも正義。

「疲れているときに誘いを断るべきか、無理して行くべきか」
→ 断れば罪悪感。行けば消耗。

「夢を追うべきか、安定を選ぶべきか」
→ 挑戦は不安。安定は窒息。

「このまま一人で頑張るべきか、誰かに頼るべきか」
→ 頼れば迷惑かも。頼らなければ限界。

「自分を変える努力をするべきか、そのまま受け入れるべきか」
→ 成長か、自己肯定か。二択に見えて実は混線。

「SNSを見るべきか、距離を置くべきか」
→ 情報は欲しい。でも心が荒れる。

「『向いてない』と感じる道を続けるべきか、別の道を探すべきか」
→ 継続は美徳。でも撤退も知性。

このように、
ワタシ達の暮らしの中には、
立ち止まってしまう問題と、それに伴う葛藤がたくさんあります。

調べれば答えが出ることなら楽なんだけど、
こういう問題は、検索しても正解が見つかりません。

誰かに聞いても、
「あなた次第だよ」と言われるのがオチ。

それでまた、
自分で考えて、迷って、悩んで、
結局決められなくて、
そんな自分を責めてしまったりもします。

でもそれは、
あなたが弱いからでも、優柔不断だからでもありません。

そもそも人生には、
「正解のない問題」が含まれている、
ということに気づいていないだけなのかもしれません。

それは「正解」を探す問題じゃなかった

世の中の問題には、大きく分けて2種類あるそうです。

ひとつは、
正解のある問題。

たとえば、

・この漢字の読み方は何か
・この計算の答えはいくつか
・この制度の条件はどうなっているか

こういう問題は、検索したり調べれば答えが出ます。
正解と不正解が、はっきり分かれています。

もうひとつは、
正解のない問題。

さきほど挙げたような人生の悩みには、
「これが唯一の正解」という答えがありません。

なぜなら、
その答えは、
その人の価値観や性格、体力、置かれている状況によって
変わってしまうからです。

同じ会社を辞めても、
「辞めてよかった」と思う人もいれば、
「もう少し頑張ればよかった」と思う人もいる。

つまりこれは、
知識の問題ではなく、
選択の問題なんですね。

それなのに私たちは、
人生の悩みにも
「正解があるはずだ」と思ってしまいます。

検索したり、本を読んだり、
YouTubeを見たり、誰かの体験談を探したりして、
「正解らしきもの」を
自分の外側に見つけようとする。

でも、正解のない問題なのだから、
どれだけ探しても、
ぴったりの答えが見つからないのは当たり前なんです。

この考え方を知ったのは、
社会派ブロガーのちきりんさんの本を読んだときでした。


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「世の中には正解のある問題と、正解のない問題がある」
「学校的価値観の呪縛によって、私たちは正解を求めてしまう」
「正解のない問題にあるのは、正解や誤答ではなく、意見だけ」

読んだ瞬間、
これまで自分が悩んできたことのほとんどが、
正解があるはずもない
「正解のない問題」だったんだと気づきました。

これまでは、
学校のテストのように
「正しい答え」を出そうとして、
立ち止まって、決められなくて、
「優柔不断な自分だ」と責めていました。

でも、そもそも正解なんてなくて、
あるのは自分の意見だけだったんだと思えたとき、
少しだけ肩の力が抜けました。

正解の代わりに「自分の意見」で決める

では、
正解のない問題と、どう付き合えばいいのでしょうか。

ポイントは、
「正解を探す」のをやめて、
「自分の意見」で判断することです。

世の中の正解ではなく、
ワタシだったらどうしたいか。
ワタシは、どんな人生を大事にしたいのか。

そのためには、
自分の価値観で考える必要があります。

・何を大切にしたいのか
・何はできるだけ避けたいのか
・どんな状態が「自分らしい」のか

そうやって考えて出した答えに、
正解かどうかはありません。

たとえ、
結果的にうまくいかなかったとしても、
それは
「そのときの自分が選べる中での最善」
だったのかもしれません。

どの選択が一番よかったかなんて、
本当のところは、
神のみぞ知る、です。

だからこそ、
他人の正解ではなく、
自分が納得できる選択をすること。

それが、
正解のない問題との付き合い方なのだと思います。

選び続けることで、人生は自分のものになる

正解のない問題に向き合って、
自分で考えて、
自分で選んでいく。

その積み重ねは、
少しずつ、
「自分の人生を歩いている」という実感につながっていきます。

誰かの答えをなぞる人生ではなく、
自分の価値観で選んだ人生。

うまくいくこともあれば、
失敗したと感じることもあるかもしれません。

それでも、
自分で考えて選んだ道なら、
納得しながら進んでいけます。

人生には、正解のない問題があります。
でもその分、
そこには
「自分の意見で生きる余地」があります。

もし今、
答えが出せずに立ち止まっているとしたら、
それは間違っているからではありません。

正解のない問題に、
ちゃんと向き合っている証拠です。

あなたの人生は、
あなたの意見で決めていい。

その一歩一歩が、
きっと、
「自分の人生を生きている」という感覚を
育ててくれるはずです。


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